競艇の毒島誠選手がロードレースの総監督に就任!?
一流の競艇選手である『毒島誠』選手(群馬)がロードレースのチームの総監督に就任した。
S SUPPLYは、2018年鈴鹿8耐・SSTクラスに参戦する「MotoMap SUPPLY」の総監督に、ボートレース(競艇)のトップ選手である毒島誠(ぶすじままこと)選手が就任したことを発表した。
『S SUPPLY』は『MotoMap SUPPLY』を運営している団体だ。
『鈴鹿8耐』は正式名称を『鈴鹿8時間耐久ロードレース』といい、三重県にある『鈴鹿サーキット』で毎年夏に行われるレースだ。
オートバイによる8時間耐久レースは夏の鈴鹿サーキットの名物となっている。
現在のルールは午前11時30分にスタートし、日没後の午後7時30分を過ぎた直後にトップのチームがゴールラインを通過したら終了するというものだ。
8時間耐久レースという過酷なレースは世界耐久選手権レースのひとつとして数えられている。
競艇選手の毒島選手がロードレースのチームの総監督になったのは、鈴鹿8耐に『MotoMap SUPPLY』のチーム選手として出場する『青木宣篤』選手の影響だ。
今回の総監督就任は、青木が発した「ブスちゃん総監督やらない?」というひとことが発端。「いいッスね!」と毒島選手が即答したことで、ボートレースとロードレース、ふたつのモータースポーツのコラボレーションが決まった。
毒島選手と青木選手はご近所付き合いがあるトレーニング仲間だ。
ホノルルトライアスロンに参加するといったトップアスリートとしての共通点を持っている。
また、毒島選手が鈴鹿8耐を観戦したり、青木選手が競艇のレースを観戦したりと、お互いの仕事の領域にも興味があるみたいだ。
ボートレースとロードレースのかけ橋に
競艇とロードレース、どちらもモータースポーツとして根強い人気を誇っている。
同じモータースポーツを仕事にしている2人がタッグを組むことで、2つの競技の間にかけ橋が生まれた。
鈴鹿8耐参戦チームの総監督を務めさせていただくことになり、緊張と期待で今からワクワクしています。
チームとしてよりよい結果を追い求めていくことはもちろん、ボートレースとロードレースというふたつのモータースポーツの架け橋になれればと思っています。応援よろしくお願いします!
毒島選手は2018年7月23日現在、平和島競艇場で開催されている『G1開設64周年記念トーキョー・ベイ・カップ』に出走している。
このG1競走で勝利をあげて、鈴鹿8耐への景気づけにしてくれることを期待したい。
参考:ウェビックニュース